2008-01-01から1年間の記事一覧

イノック・アーデンのチケットとれず。

土曜日はアメリカ文学会東京支部で『南太平洋』の発表。時間が足りず、原稿は作れなかった。頭の中では何度も練り直している話なので、即興で話したからといってそれほど聞きにくくなかったとは思うが、自分でも今ひとつ核心に踏み込めないまま発表を終える…

吉田スーツで冬物注文。

非常勤先の津田塾大学の帰りに同じ最寄り駅にある吉田スーツへ行く。夏はマニカ・カミーチャでデコンストラクトなものを作ったので、冬はイギリスふうのクラシックなもの。しかしよく見るとデザイン的には少しとんがっているというのにしたい。なんのことは…

歯医者に行く。

歯医者にいって歯石の除去。昨年までは大学の歯科検診にいったが、今年は非常勤があって行けない。思い立ったが吉日、電話をかけてすぐ予約がとれた近所の歯医者に行った。私の肉体で唯一丈夫で自慢なのは歯で、ほとんど虫歯になったことがない。歯磨きだっ…

『文学におけるマニエリスム』って英訳されてないんだ。

文学理論の講義で使うため、ルネ・ホッケ『文学におけるマニエリスム』を二十年ぶりぐらいに再読、というか拾い読み。修士一年ぐらいのときに読んだのだろう。傍線が引いてある箇所はそれほどとんちんかんでもない。ネオプラトニズムもプラティノスもショー…

なんだかなあ

平田オリザと北川達夫による対談『ニッポンには対話がない』を図書館で借りて、ざっと読む。半ば予想していたことだが、おどろくほど中身がない。というかこの二人の「対話のなさ」に脱力する。とくに北川さんは自分の言いたいことを言っているだけ。相手の…

色彩雫紅葉

帰りは浅草から銀座線に乗り、神田乗り換えではなくそのまま銀座に行き下車。アップルストアで新型MacBookを見て大いに物欲を刺激されたあと(でも今度こそMacBook Pro買いたい、MBに比べてのコストパフォーマンスはますます悪化しているが)、伊東屋で色彩…

十月大歌舞伎と平成中村座見終える。

先週の金曜日は歌舞伎座で十月大歌舞伎、月曜日は平成中村座でABプログラムで『忠臣蔵』通し、金曜日に『サド侯爵夫人』をはさんで土曜日に平成中村座Cプログラムを見て、ようやく苦行を終える。体力がないからこの程度でも疲れてしまう。木曜日は非常勤を休…

八景島シーパラダイス

娘の希望で八景島シーパラダイスにいく。妻は疲れたといって家で留守番。よく考えてみれば、娘は先週幼稚園の休みの金曜日に妻と二人でディズニーランドに行ったのだった。毎週イベントがあるのが当たり前の生活をさせているではないか。退屈な日常に耐えて…

パイロット カスタム743 ウェーバリーニブ

なんていうことだ。つぎはカスタム74透明軸とコースニブのカスタム74の二本を買って、ニブ交換してカスタム74透明軸コースニブを作ろうと考えていたのに。いや、もちろんカスタム743は将来の購入計画に入っていたし、ウェーバリーニブはフォルカンニブの次に…

国民宿舎由布山荘

国民宿舎に泊まったのはたぶんはじめて。子供の頃に泊まったことがあったどうか。成人してからは間違いなくはじめてだ。全体の感想は、これで一泊一万円以下は安い。料理はおいしい。量はちょうどよいか、やや少なめ。温泉旅館だと食べきれない量が出るが、…

学会発表終わる

ああ終わった。ほっとした。間に合わないかと思った。いや、間に合わなかったのだが、原稿は完成しなかったのだが、少なくとも発表時間内に立ち往生はしなかった。ひとつ前の発表者の聴衆が少なかったので、自分の発表のときもお客さん来てくれないだろうな…

無為の土曜日

昨日一日歌舞伎座で過ごしたせいでもあるまいが、からだが疲れて動かない。夕方から活動し始め、17時過ぎに娘を連れて市立図書館に行ってみるとなんとすでに閉館。コーヒー豆の焙煎を電話予約してあったのでそのまま中道通りの珈琲散歩に向かう。途中の中道…

何かに凝るということ

もともと飽きっぽい性格なもので、何かに熱中していても数年たつと嘘のように忘れてしまう、ということがよくある。いまかかっている万年筆熱もそうではないかと恐れているのだが、それはさておき、中学生のときからずっと好きで変わらないのは演劇と音楽だ…

パイロットカスタム823透明軸

ヤフオクで15100円で落手。

河口湖猿まわし劇場

妻の母、妻の姉夫婦とその子供、うちの家族で富士吉田の温泉、鐘山苑に行く。妻の母一押しの宿で、たしかに庭園は素晴らしいが、温泉好きとしては泉質にやや疑問が。ぬるいこともあるのか、温泉成分が薄い感じがする。温泉に浸かったという気がしない。それ…

セーラープロフェッショナルギア細美研ぎ

なんとか『要塞都市LA』の校正にたどりつく。朱入れでもパイロットカスタム845が活躍し、書き出しがかすれることをのぞけばその書き味にも満足しているのだが、太字なので校正用に細かい字を書き入れるのにはややつらいという気もした。で、校正用の細字万年…

パイロット・カスタム845購入

学期末で忙しくストレスたまりまくりになっていた時期に万年筆キングで注文していたパイロット・カスタム845がようやく到着。赤インクを入れてレポートの採点に使う。論文や翻訳にはPCを使うので、今の大学教員にとって、もっとも使うインクは採点・校正用の…

アイスコーヒーがうまい

中道通りの自家焙煎コーヒーの店、「散歩」のアイスコーヒーが美味しかったので、自分でもアイスコーヒーを作ることにする。ここ数年はダッチコーヒーかアイスカプチーノしか飲んでいなかったのだが、煎れたてのアイスコーヒーもうまいものだということを知…

馬鹿すぎる

石垣島・西表島旅行で中断してした翻訳をなんとか終わらせた。あとは註を訳して後書きを書くだけだ。と思って書式その他を参考にしようと旧版を見て愕然とする。自分が今訳したところはすでに旧版で故・村山さんが訳している!しばらくわけがわからず混乱し…

石垣島・西表島旅行第五日:シュノーケリング+浜島

潮が引くと現れ、潮が満ちると消えるので「幻の島」と呼ばれている浜島に立ち寄る。この写真以上の美しさだった。

*石垣島・西表島旅行第四日:西表島、由布島、そして石垣島へ。

仲間川のマングローブを見に行く。 由布島の植物園。

*石垣島・西表島旅行第三日:川平から、西表島パイヌマヤリゾートへ

川平湾の風景。曇っていてカメラマンの腕が悪いせいか、日本百景とは思えない。 猫がいました。

*石垣島・西表島旅行第二日:オーベルジュ川平に泊まる

石垣島二日目。午前中は全日空ホテル&リゾートのビーチでシュノーケリング講習の予定だった。4歳ながら夢はダイバーという娘の希望に沿ったものだったが、前日波が荒いので中止になるかもしれないと言われて気を揉んでいた。中止のときは朝9時まで知らせる…

*石垣島・西表島旅行第一日

今年の家族旅行は石垣島と西表島への旅4泊5日。試験やレポートの採点はまだ残っているが、講義やゼミで疲弊した心身を休めるために前期が終了するまでは待っていられなかった。早朝6時半の飛行機で東京を発ち、夜10時に帰ってくるというハードスケジュール。…

舌の快楽

原稿の締切その他で追い詰められていることもあって、妻と子が妻の実家に帰ったあと、舌の快楽に走ることにする。土曜日は久々にイル・ラメリーノに一人で行く。ランチは2500円になっていた。大将は顔を覚えていてくれた。牛肉のカルパッチョと赤ピーマンの…

八代目林家正蔵

トラックバック先の記述を読んで、八代林家正蔵が、寄席に行く時以外は購入した定期券を使わなかったという逸話を思い出した。仕事以外の用事では律儀に切符を買っていたのだという。雇用主に買い与えられた定期券ではない。自分で購入した定期券なのに、で…

ツムラ26番と72番

今回は毎食前に飲むものと、就眠前に飲むものの二剤。いろいろ試してみましょうということで二週間分。26番は桂枝加竜骨牡蛎湯。「神経の高ぶりをしずめ、また、気力をつけることで心の状態をよくします。具体的には、神経症や不眠、夜尿症、また、精神面が…

吉祥寺寄席

二〇〇六年二月からはじまったという地元の吉祥寺寄席にはじめて行く。月に一度のペースでもう二十二回目。もっと早く知っていればよかった。八幡宮から北に入った安養寺が会場。今回の出演は三遊亭白鳥と澤登翠という豪華カップリング。白鳥の新作落語のあ…

日曜死ぬ、月曜歌舞伎、火曜D02HW見つかる

先週は忙しくて二、三時間しか眠れないことが多く、とくに木、金、土と三日間連続で睡眠時間が平均4時間を切っていたから、いつねじが切れるのか、まずいなあとは思っていた。案の定、日曜日は目覚めたのは12時近く。妻子が起きたのにも気づかず眠りこけてい…

この忙しき一週間

月曜と金曜は高校で出前授業。火曜は高校で教育実習をしている大学院の学生の授業見学。金曜夜は大学同期の有志で集まり、土日は演劇学会。自宅と研究室の往復の単調な毎日の平穏さがいきなりぶち破られ、軽く鬱になるもなんとかやりすごす。