2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

出版記念パーティ

恩師の出版記念パーティ。定年退職後に二年で1500ページ、3巻物のアメリカ文学史を著した師のエネルギーにいまさらながら驚く。というか、逆転満塁ホームランだよな。なぜあの人が東大の英文科に…という声は私などが学生だった十数年前でも聞こえていたくら…

言語によって去勢された人々

某月某日、某企画で某人と会う。とくに名前を秘するがクリエーターだ。で、会ったとたん、醸し出す雰囲気が知り合いの某クリエーターと似ているので驚く。生い立ちも似ている。いずれも父親が広義の作家で、幼い頃から言葉によって自分を十全に表現すること…

現実は何を噛むのか

Reality Bites, と英語ではいう。だが現実は何を噛むのだろうか(What Does Reality Bite?)。たぶん、想像力だ。現実とは、人々の想像力の相互承認の場であると同時に、相手の想像力を否定し、己の想像力を生き延びさせるための競争の場でもある。家庭です…

自己確認としてのブログ

知り合いになった某のブログをのぞく。専門分野は全く違うし、文体も書く内容も異なるのだが、友人某のブログと同じ匂いを感じて少々たじろぐ。両者に共通するのは、自己が正しいと思うものについて強烈に主張する態度だ。どちらも自分の正しさを信じており…

生姜湯はどこのがよいのか

正月三が日にかけて風邪気味だったが葛根湯+生姜湯である程度乗り切れたと思う。学校がはじまる明日からが本当は勝負なのだが。さて生姜湯はどこがよいのか。相変わらずよい商売をしている「通販生活」の金時生姜の本葛湯は一袋150円弱ということもあってさ…