『グルッペン』

一部で話題となっていた『グルッペン』をサントリーホールに聞きに行った。全自由席だったので、開場時間に間に合うように行ったのだが、そのときにはすでにずらりと聴衆のみなさんは並んでいる。シュトックハウゼンにこんな熱心なファンがいるとは日本も落…

痛飲+カラオケ

学内で行っている共同研究の研究会を図書館キノコルームで。阿部さんをお呼びして話してもらう。終わったあと、打ち上げに美しま。行くのは六年ぶりぐらいだろうか。ニューヨークから戻ってきて行った記憶がないからねえ。私の足が遠のいたのと軌を一にして…

ビバ、スローライフ、あるいは、なぜ昼飯に出かけると気が狂うのか

娘が銭湯に行きたいと言い出したので、夕刻、藤村学園の近くにある弁天湯へ行く。行きがけに西友の無印良品に立ち寄り、シャンプー用詰替容器など、ジムで使う用品を買い込んだので少々遅くなる。弁天湯は昔ながらの設備で、シャワーがついている洗い場の列…

コルトレーンでトリップ

六月の健康診断で尿酸値が危険水域に近づいたこともあり、六年ぶりにジム通いを再開。今度はLOFTの七階にあるインスパ吉祥寺にした。これまで通っていたメガロス吉祥寺は遠すぎるからね。メガロス吉祥寺と比べるとプールやドライサウナがない。プールに行き…

Fニブ換装大失敗のこと

分解清掃して以来不調のパイロットカスタム823の尾栓が完全に締まらなくなったので、思い切って修理に出した。紀伊国屋ブックセンターで受け付けてくれるので手軽だったということもある。ついでに、どうも採点用にはBニブは太すぎる、線が太いからコメント…

ああ疲れた。

仕事にならないとばかり言ってられないので、新橋演舞場から帰宅後、妻と自分にお灸を据えるなどしたあと、23時過ぎに研究室に行き、半分ぐらい手をつけて放置していた某団体の助成金の書類審査をしようとする。だが研究室でも2時間近く清志郎を聞いたり見た…

五月大歌舞伎:新橋演舞場

福助は清志郎の爪の垢を煎じて飲め。

仕事にならない

ゴールデンウィーク後半は全く仕事にならず。歌舞伎を見に銀座に二日出かけただけで、あとは家にこもり、ひたすら清志郎関連の YouTube を見続ける。ときどきRCをアマチュアが演奏した動画が混じっていて、気づかずに再生しはじめると全然違う声が聞こえ、思…

五月大歌舞伎・歌舞伎座

昼の部。例によって寝坊して「暫」で海老蔵が花道に出てきたところで劇場に入るも、係員の指示でしばらく後ろで立って見る。舞台全体が広く見渡せるから一階後ろの二等席もいいな、毎月三万円超(今月は六万円超)はちょっときついよな、と思いかけるが、海…

Dem Andenken eine Engels:ある天使の思い出に

ほかのミュージシャンたちとの競演もの。こうして並べて聞いてみると、清志郎の声が情動を刺激する(affective)ものであったことがよくわかる。ACOUSTIC REVOLUTION STAR STOCK 91のために、ハバロフスク&マフィア名義で井上陽水・高中正義・細野晴臣らと結…

清志郎が死んだ。

喉頭癌が転移したといっていたから覚悟はしていたが、つらい。私の感受性の何十分の一かはRCサクセションによって作られているので、自分の大切な一部を失ったという感じだ。昨日から仕事を放り出して YouTube にある清志郎の動画をずっと見ている。思い出の…

びっくりしたこと、いろいろなこと五時半頃、遠藤さんの研究室にいってとあるお願いをして、帰ろうと思ったら別件で引き留められた。長くなったので、二人とも椅子に座って話を続けた。ずいぶん長く話したな、もう七時過ぎだろうな、と思って腕時計をみてび…

三月大歌舞伎

『元禄忠臣蔵』通し。真山青果のいちファンとして、数年前の国立劇場の通しを見逃したのは痛恨であったが、まさか歌舞伎座でこんなに早くやるとは。といいつつ、昼の部最初の演目「江戸城の刃傷」は寝坊して見逃す。梅玉の内匠頭見たかったなあ。「木挽町」…

ようやく終わった

今年度書くべき論文の執筆はこれですべて終了。校正はまだ二本残っているが。一週間後に迫った学会発表の原稿をこれから作る。こちらは論集に提出した原稿を縮めるので楽といえば楽だが、縮小再生産では自分が面白くないからなんとか新しい小ネタを一つ二つ…

泣けてくる

まずい。本当にまずい。締切が次々に襲ってきて、しかし遅々として片付かない。合間合間には、来年度に刊行する二冊の編著のプロジェクトを進めており、こちらも諸処の事情ではかどらない。きめた。来年度は(演劇学会をのぞいて)一回も学会発表しないぞ。…

手ぬぐい二本もらう

朝8時30分起床。5時間近く寝たが休みに入って気がたるんでいるため疲れている。妻は花粉症で熱っぽく、娘は風邪気味。一家揃ってなんとも冴えない朝。なんとか9時30分すぎに出校。歌舞伎座に行く前に某所から借りてきたスクラップブックの写真を印刷して児玉…

イノック・アーデンのチケットとれず。

土曜日はアメリカ文学会東京支部で『南太平洋』の発表。時間が足りず、原稿は作れなかった。頭の中では何度も練り直している話なので、即興で話したからといってそれほど聞きにくくなかったとは思うが、自分でも今ひとつ核心に踏み込めないまま発表を終える…

吉田スーツで冬物注文。

非常勤先の津田塾大学の帰りに同じ最寄り駅にある吉田スーツへ行く。夏はマニカ・カミーチャでデコンストラクトなものを作ったので、冬はイギリスふうのクラシックなもの。しかしよく見るとデザイン的には少しとんがっているというのにしたい。なんのことは…

歯医者に行く。

歯医者にいって歯石の除去。昨年までは大学の歯科検診にいったが、今年は非常勤があって行けない。思い立ったが吉日、電話をかけてすぐ予約がとれた近所の歯医者に行った。私の肉体で唯一丈夫で自慢なのは歯で、ほとんど虫歯になったことがない。歯磨きだっ…

『文学におけるマニエリスム』って英訳されてないんだ。

文学理論の講義で使うため、ルネ・ホッケ『文学におけるマニエリスム』を二十年ぶりぐらいに再読、というか拾い読み。修士一年ぐらいのときに読んだのだろう。傍線が引いてある箇所はそれほどとんちんかんでもない。ネオプラトニズムもプラティノスもショー…

なんだかなあ

平田オリザと北川達夫による対談『ニッポンには対話がない』を図書館で借りて、ざっと読む。半ば予想していたことだが、おどろくほど中身がない。というかこの二人の「対話のなさ」に脱力する。とくに北川さんは自分の言いたいことを言っているだけ。相手の…

色彩雫紅葉

帰りは浅草から銀座線に乗り、神田乗り換えではなくそのまま銀座に行き下車。アップルストアで新型MacBookを見て大いに物欲を刺激されたあと(でも今度こそMacBook Pro買いたい、MBに比べてのコストパフォーマンスはますます悪化しているが)、伊東屋で色彩…

十月大歌舞伎と平成中村座見終える。

先週の金曜日は歌舞伎座で十月大歌舞伎、月曜日は平成中村座でABプログラムで『忠臣蔵』通し、金曜日に『サド侯爵夫人』をはさんで土曜日に平成中村座Cプログラムを見て、ようやく苦行を終える。体力がないからこの程度でも疲れてしまう。木曜日は非常勤を休…

八景島シーパラダイス

娘の希望で八景島シーパラダイスにいく。妻は疲れたといって家で留守番。よく考えてみれば、娘は先週幼稚園の休みの金曜日に妻と二人でディズニーランドに行ったのだった。毎週イベントがあるのが当たり前の生活をさせているではないか。退屈な日常に耐えて…

パイロット カスタム743 ウェーバリーニブ

なんていうことだ。つぎはカスタム74透明軸とコースニブのカスタム74の二本を買って、ニブ交換してカスタム74透明軸コースニブを作ろうと考えていたのに。いや、もちろんカスタム743は将来の購入計画に入っていたし、ウェーバリーニブはフォルカンニブの次に…

国民宿舎由布山荘

国民宿舎に泊まったのはたぶんはじめて。子供の頃に泊まったことがあったどうか。成人してからは間違いなくはじめてだ。全体の感想は、これで一泊一万円以下は安い。料理はおいしい。量はちょうどよいか、やや少なめ。温泉旅館だと食べきれない量が出るが、…

学会発表終わる

ああ終わった。ほっとした。間に合わないかと思った。いや、間に合わなかったのだが、原稿は完成しなかったのだが、少なくとも発表時間内に立ち往生はしなかった。ひとつ前の発表者の聴衆が少なかったので、自分の発表のときもお客さん来てくれないだろうな…

無為の土曜日

昨日一日歌舞伎座で過ごしたせいでもあるまいが、からだが疲れて動かない。夕方から活動し始め、17時過ぎに娘を連れて市立図書館に行ってみるとなんとすでに閉館。コーヒー豆の焙煎を電話予約してあったのでそのまま中道通りの珈琲散歩に向かう。途中の中道…

何かに凝るということ

もともと飽きっぽい性格なもので、何かに熱中していても数年たつと嘘のように忘れてしまう、ということがよくある。いまかかっている万年筆熱もそうではないかと恐れているのだが、それはさておき、中学生のときからずっと好きで変わらないのは演劇と音楽だ…

パイロットカスタム823透明軸

ヤフオクで15100円で落手。