プロフィット21 梨地 長刀研ぎ+『要塞都市LA』新装版

セーラー万年筆 プロフィット21 梨地 長刀研ぎMF(中細)を入手する。定価は36750円だが、万年筆キングで約25000円で買うことができた。コストパフォーマンスでは定評のあるセーラー万年筆、外国物の万年筆であれば5万円以上のする代物と同じ程度の書き心地は期待してよかろう、と思って3月半ばに注文したのだが、品切れのため到着まで時間がかかった。金のペン先は好きではないので、ロジウムプレートのプロフィット21銀にしようと最初思ったのだが、梨地の上品な感じは捨てがたく、はじめての24金ペン先となった。

パイロットのiroshizukuシリーズ、紺碧をコンバータで入れる。噂に違わず、滑りがよいなあ。ただ私のような下手な字を書く人間には、「筆記角度の調節により極細から太字までスムーズな書き味で「トメ」「ハネ」「ハライ」も美しく書けます」といううたい文句はあまり関係ないかも。インクはやや明るすぎて硬い文書には向かないな。でも満足。

青土社編集者の前田さんより久しぶりに電話。Mike Davis City of Quartz の新版が出たのに合わせて『要塞都市LA』新装版を出すという話。村山さんが亡くなってしまったから私一人でやるしかないと引き受ける。その後Amazon.co.jpにいってみたら品切れ状態で古本が7000円の価格をつけられているのにびっくり。Amazonに新装版を出すというコメントを送っておく。