今日は久々にゆっくりする

というか、この二週間の怒濤のような忙しさに精も根も使い果たしてベッドに倒れ込むというほうが正しいか。

自分が悪いとはいえ、この二週間はそれまで怠けていたつけが一気にまわってきて、締切がとっくに過ぎた仕事を次から次へと片付けるはめになった。

間に合わないかもしれないというプレッシャーでどきどき、ばくばくの連続で、人よりは図太いつもりの私もさすがにこたえた。

もう少し真面目に生きよう。

まだ論文一本が残っているが、これさえ終われば博論執筆に集中できる。

今年は仕事をしていないつもりだったが、年末のラッシュとこの二月三月の怒濤のスケジュールを考えると、いつもよりやった(やる)ことになるかもしれない。

ただ雑文はほとんど書いていないから、トータルで見るとそれほど変わらないかな。ずっと「アカデミック」な仕事ぶりだったことは確かだが。

来年度から全面的に復活の予定。今年は夏は暑く冬は寒くて体にきつかった。

高田里惠子『文学部をめぐる病い』(isbn:4480422153)が昨年ちくま文庫に入ったのを知らなかったので今頃読んでいるのだが、いろいろ思いあたるふしがあって興味深い。いや、自分の問題でもあるのでそれほど笑っていられるわけでもないのだが。

まあ仕事をするしかないんだよなああああああ。

娘の誕生日なのでアテスウェイで頼んであったチョコレートケーキを食べる。といっても私は昼間寝込んでいたので家人と来てくれた妻の母親が食べたあとに夕方食べたので室温で暖かくなっていた。そのせいか、いつもほどおいしいとは感じない。

笑福亭松鶴の「鴻池の犬」を聞く。「らくだ」ほどの凄みは感じられないなあ。