ようやくダッチコーヒーを淹れはじめる

今年の夏は本当に暑かった。あまりにも暑かったので何もやる気がおきず、毎夏恒例のダッチコーヒーを淹れはじめたのは今日になってから。もう9月で涼しくなってきたのだから季節外れもはなはだしいが、ダッチコーヒーは温めて飲んでもおいしいからよいのだ。

これまでダッチコーヒーを淹れなかったのはもう一つ理由がある。もう五六年イワキガラスのアイスカレントという製品をつかっているのだが、昨年生産中止になったところでタイミング悪く割ってしまった。

その時点でネットを探し回り、在庫処分品を二つ買い求めたのだが、新しいものをおろして使うと残りが一つになってしまう。このアイスカレントは私の知る限り5000円前後というリーズナブルな価格でダッチコーヒーが淹れられる唯一の製品なので、今度割ってしまったらあとがない。最近ハリオのアイスコーヒーセットが人気だが、あれではたぶん本当のダッチコーヒーはできない。

そんなわけで新しいものをおろすのを躊躇していたのだが、そうはいってももうダッチコーヒー用の豆も買って放置したままだし、作りはじめることにした。屋根裏においておいたのを出してセットして、ダッチコーヒー用の豆を挽いてセット完了。明日の朝にはできている。

そのあとでネットで探したらまだ在庫が残っている店があった。ただ一つだけ残っていたのだが、速攻で買い求める。これで少し安心した。大切に使ってあと10年はもたせたい。コーヒーはペリエと並んで私の快楽の源だからなあ。