昭和文学会


の研究集会での発表終わる。他流試合はやはり難しいね。


いちばん嬉しかったのが、勤め先であった塾のかつての同僚と出会えたこと。石川淳研究をしているそうだ。研究会に参加しないか、ということを言われたこともあって、これを機に石川淳全冊読破といくか、と日本の古本屋を漁ってみたら全集が6000円で出ている。なんだか買う気が失せた。「マイナーなジャンルだから」とかつての同僚がいっていたのがよくわかった。いや、本当のこというと、全集物とかを買ってこれ以上書棚のスペースをとりたくないのだ。文庫ででも出ればいいのだが、ちくま文庫森鴎外全集のように、翻訳物を一部とり落としている「全集」は買いたくないし。第三書館から出ている『ザ・』シリーズはその点では便利なのだが、この発表のために注文した『ザ・花田清輝』は一ヶ月以上たってもまだこない。