セントラルパークで無線LAN

今日はヨム・キッパーというユダヤ教の祝日だったことをすっかり忘れて、三階のカフェでブランチを食べようと下りていったらカフェもジムも休みだった。運動しなくちゃいけないのにどうも気が乗らなかったので、ちょっとほっとする。
しかたがないのでYの斜め向いにあるイタリアンレストランCare Lexに行ってみることにする。高そうなので敬遠していたのだが、パスタを久しぶりに食べたかったし、たまにはおいしいものを食べてもいいだろうということで。
オリーブ油と一緒に出てくる付け合わせのパンがおいしくて、ばくばく食べる。頼んだのはムール貝の白ワイン蒸しと、自家製ほうれん草のパスタの四色チーズ和え。ムール貝はおいしかったが、パスタは太いリング状のもので、生煮えの部分もあったし、チーズとあっていないように思えた。ダブルエスプレッソを頼んでチップもあわせて36ドル。まあニューヨークではこんなものだろう。大学の近くのイタリアンレストランは1000円のランチでこれよりずっとおいしいかったなあ、と懐かしく思いだす。
お腹がいっぱいになったので、腹ごなしにセントラルパークまで歩く。やっぱり緑はいいねえ。
コンピュータを持っていったので、演劇学会の紀要最後の一踏ん張りをするべくベンチに座って広げる。
驚いたのは、なんとここでも無線LANが使えたこと。もちろん、セキュリティ対策を講じていない人様のルーターに勝手に侵入して使っているのだが、Manhattan Project(いやな名前だなあ)が言っているように、今やマンハッタン中で無線LANが使える、というのはまんざら誇張でもないのだなあ、と思った。この日記も無線LANでつなげてアップしています。
デジカメはすでに浜垣姉のところに運び込んでしまったので、写真はなし。セントラルパークの写真をとりたかったなあ。もう一度持って帰ってこようか。