久々のニューヨーク

結局ビジネスクラスの空席はとれずにエコノミークラスで行くことになる。ラッキーだったのは、全体にぎっしり詰まったエコノミーのなかでたまたま隣の席が空席だったこと、そして機内で40500円でQuietComfort3が購入できたことだ。絶対に割引しない特定の販売ルートでしか購入できないと思っていたのだが、正規の価格が45000円と多少安くなっているうえに、JALカードの10%割引と併せてこの価格。充電は十分されていないのでご自分で充電してお使い下さいとの注意書きがあったが、最後まで持った。効果の程はというとやはり聞きしに違わないもの。飛行機の風きり音がだいぶ遮断されて、ああ、こういうところでもストレスがかかっていたのだなあと知らされる。音質はまあまあかな。装着感は予想よりもずっとよい。少なくとも私は購入してから着陸寸前まで、トイレのために席を立つときまで含めてずっと着用していたが、じっとり汗はかくものの不快になるほどではない。それより轟音がかすかな音になって聞こえる効果のほうがまさっている。

今回の滞在ではやることが多く、芝居関係は充実していない。それでもとりあえずSpalding Grayのひとり語り、Wooster GroupのHamlet、Mametの書き直しのThe Voysey Inheritance、そしてCompanyと見るべきものはだいたい押さえた。Richard ForemanのWake Up, Mr. Sleepは土日ともsold outで見られないのが心残り。日本でチケットを押さえておけばよかったよ。

滞在場所の58丁目のアパートはかなりよい。9THと10TH AVESの間でかなり10THよりというのがやや難だが、内装はかなりのものだし、なによりもDSLが使えるというのが貴重。もっとも無線LANただ乗りもできたが。変更金問題でややもめたジェイスタートラベルだが、今後も使おう、というかここに泊まりたい。